
樹脂サッシのルーツはドイツ。世界有数の総合化学会社ヘキスト社が、寒さの厳しい環境下でも省エネで快適な住環境をつくるために開発したのが始まりです。断熱性・気密性に優れた樹脂サッシはその後、北欧や北米に広がり、最近では韓国や中国でも普及が急速に進んでいる建材です。日本では、北海道での普及率が約90%となっています。

樹脂はプラスチックのひとつで、腐食しにくい、加工しやすい、経済的、メンテナンスに手間がかからないといった特徴があり、私たちの暮らしの中のいろいろな物の素材として使われています。
環境先進国は、窓に対して厳しい断熱基準を設けています。米国ニューヨーク州では、熱貫流率1.98(W/m2・K)以上の性能をもつ窓を使うことが義務付けられ、樹脂(または木製)サッシ(Low-E複層ガラス入り)以上の窓でなければ家を建てることができません。
南北に長く、高温多湿の地域や、厳寒多雪の地域などさまざまな気候をもつ日本。夏冬の気温差も大きいことから、一年を通して快適さを保つ住宅が普及しています。
高断熱・気密性能を有する樹脂サッシは、例えばこんな効果が期待できます。
■台風の多い地域→気密性が高く雨に強い
■夏冬の温度差が大きい地域等→一年を通して快適に
■沿岸地域→塩害に強い樹脂素材で劣化を防ぐ

塩化ビニル樹脂からつくられたプロファイル(形材)を、溶接・加工、組み立てて、複層ガラスをセットしてできあがります。組み立て工場で発生した端材は、すべてリサイクルされています。